として知られる小社は、島根県の南玄関、神話とたたらの里 横田の地に1712年より蔵をかまえる酒屋です。
明治43年、町内の酒蔵を吸収合併。当時より銘柄を奥出雲一円の旧名「簸上三郡」からとり と称しています。
地元の風土に根ざした野太い味わいの酒造りが目標。酒造期の11月〜3月は寒く雪深く、酒造りには十分な環境に恵まれ、地元で収穫される酒造好適米は改良雄町、五百万石、神の舞。そして中国山地奥深く流れる斐伊川の伏流水を得、安定した酒質を生み出しています。 |
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平成8年秋。
、顕彰碑建立とともに杜氏に就任した出雲杜氏 松本年正は就任以来5年連続で広島国税局主催、並びに国税局醸造研究所主催の新酒鑑評会で最高位の金賞を受賞。その卓越した業は、小社のお酒全てに注がれ、愛飲家の皆様に支持いただいています。
前述の通り、小社は
であり、現在の醸造協会
は全国の50%強の蔵元が仕込みに使用。小社でもほとんどの仕込みに
を使用。レギュラー酒には主に協会701号を。特定名称酒には協会901号を主に使用し、各々の酒・使用米の性質にあった使い方を生み出している。
大吟醸「玉鋼」、純米大吟醸「たたらの里」は、日本国内唯一地元で生産される日本刀の原料・玉鋼(たまはがね)、そのたたら製鉄より命名。味に幅があり、野太い腰の強い酒質が身上。
純米吟醸「かたくりの花」、純米吟醸「深山の香」純米「おまちどう」は中国山地、緑山深い情景をイメージし命名。あえて酸味を多くした純米酒で、ボリュームのある料理に最適。
特別本醸造、本醸造「おろちの火祭り」は神話で名高い地元・横田町の夏祭りから命名。コクのある味わいのなかに爽やかさの残るお酒。燗良し冷や良し。
日本の競馬史にて名高いオーナーブリーダー、シンボリ牧場・和田家との縁にて、そしてその生産馬である七冠馬「シンボリルドルフ号」をイメージしてできた新ブランド「七冠馬」シリーズを平成8年秋より発売。大吟醸、吟醸、純米に続き、10年秋より特別純米、グレードワンカップを加え、首都圏を中心に競馬ファンに好評。中山と府中を駆けめぐる。純米吟醸「七冠馬 一番人気」も新馬戦好調!